3大キャリアのクレジットカードの解説について

クレジットカード

3大キャリアが提供しているクレジットカードについてのメリットと注意点を解説して行きます。

2023年6月19日(月)追記
カード会社から連絡があった場合不正利用があったからとカード番号やセキュリティコード等を聞いてくる場合は安易に教えずこちらから折り返す等伝えて電話は切ってしまって下さい。

電話番号がカード会社の物だとしてもあちらが知っている事を聞いてくる事はありえません。
※電話番号を偽装してこちらに連絡を入れてくる悪質な業者も確認されています。

1.年会費無料のクレジットカード

dカードPayPayカードauPayカード
年会費永年無料永年無料無料※4
還元率1%1%1%
貯まるポイントdポイントPayPayポイント
ソフトバンクポイント※2
Pontaポイント
選択ブランドVisa/MastercardJCB/Visa/MastercardVisa/Mastercard
電子マネーiDなしなし
家族カード生計を共にする満18歳以上
高校生不可
同居家族18歳以上のみ
高校生不可
満18歳以上※5
高校生不可
ETCカード対応※1対応※3対応
ショッピング補償100万円までなし100万円まで
紛失・盗難補償ありありあり
各種特典dカードケータイ補償PayPay支払い
Yahoo!ショッピング
還元率アップ
au PAY マーケット
還元率アップ
旅行・レジャーdカードトラベルデスク
海外緊急サービス
海外旅行保険(29歳以下)
国内旅行保険(29歳以下)
海外レンタカー
なし海外旅行保険
必要なアカウントdアカウントYahoo! JAPAN IDauID
※1 初年度は無料。2年目以降は利用が無いと550円(税込)の年会費が発生
※2 ソフトバンクの通信料をPayPayカードで支払うとこちらでポイント還元(PayPayポイントに交換可)
※3 年会費550円が発生
※4 利用が無い場合1,375円(税込)が発生
※5 本カードに年会費が発生する場合440円の年会費が発生

メリット
・年会費が無料なので気軽に作れる
・各社のスマホを利用しているならポイントが溜まりやすい
・スマホの利用料の支払いを設定する事によって割引を受けられる(ドコモ/au)

デメリット
・他社の通信サービスを利用していると恩恵が薄い
・他社へ乗り換えがしにくくなる(恩恵が薄くなる為)

2.ゴールドカード

dカードPayPayカードauPayカード
年会費11,000円11,000円11,000円
還元率1%
10%※1
1%
3%~10%4
1%
11%6
貯まるポイントdポイントPayPayポイント
ソフトバンクポイント※5
Pontaポイント
選択ブランドVisa/MastercardJCB/Visa/MastercardVisa/Mastercard
電子マネーiDなしなし
家族カード生計を共にする満18歳以上※2
高校生不可
2023年夏以降対応満18歳以上2
高校生不可
ETCカード対応3対応3対応
ショッピング補償300万円まで300万円まで300万円まで
紛失・盗難補償ありありあり
各種特典dカード GOLD年間ご利用額特典
dカードケータイ補償
Yahoo!プレミアム
PayPay支払い
Yahoo!ショッピング
還元率アップ
auPayオートチャージ
1%還元

au PAY マーケット
還元率アップ
旅行・レジャーdカードトラベルデスク
海外緊急サービス
海外旅行保険
国内旅行保険
海外レンタカー
空港ラウンジ
海外旅行保険
国内旅行保険
空港ラウンジ
海外旅行保険
国内旅行保険
レンタカー優遇料金
Relux優待価格
空港ラウンジ
必要なアカウントdアカウントYahoo! JAPAN IDauID
※1 ケータイ・ドコモ光の利用料金が1,000円(税抜き)につきポイント進呈
→ahamoは対象外
※2 1枚目は無料。2枚目以降は2,200円(税込)が発生
※3 利用に関わらず年会費無料
※4 通信料・ソフトバンク光の利用料金が1,000円(税抜き)につきポイント進呈
→ワイモバイルは3%

※5 ソフトバンクの通信料をPayPayカードで支払うとこちらでポイント還元(PayPayポイントに交換可)
※6 通信料・au光の利用料金が1,000円(税抜き)につきポイント進呈

メリット
・通信料金が月額9,200円(消費税・事務手数料・機種分割代除く)を超えてるなら還元されるポイントで年会費が実質無料になる
→11,000円÷12ヶ月=917円
・各キャリアの決済(PayPay・auPay)が通常より還元率が上がる
・特典・補償が豊富

デメリット
スマホ料金の還元は1回線のみ。(次の項目で解説します)
→一括で家族のスマホ代を支払っても家族の料金は通常の還元しか得られないので注意!
・特典が使わない人には意味が無い
・一部のキャリアではやたらゴールドカードを勧めてくる

3.ゴールドカードの通信料金10%還元の注意点

ゴールドカードのデメリットとしてスマホ料金の還元は1回線のみと言いましたが、何故注意点として別項目で解説してるかというと各社のゴールドカードの説明には10%還元等のみ大きく書いてあり1回線というのは小さく書いてあるのみです。

各社のゴールドカードのページから抜粋

・dカードゴールド

・PayPayカードゴールド

・auPayゴールドカード

注釈を良く見ると

「一括で支払いしてる場合ご家族の利用料金は付与対象外となります」

と書いてあります。
ただこの表記を見るとほとんどの人が勘違いをすると思います。
(自分も詳しく調べるまで勘違いしていました…)

家族の利用料を対象にする裏技(?)もあるにはありますが非常に面倒くさいです。
※家族の利用料金をポイント付与対象にするには家族カードを作ってそれで支払いをする必要があります。

3.1ポイント還元例

ポイントの計算は複雑な為、間違えている可能性があります。
あくまで参考までにご覧下さい。

①ドコモユーザー(単身・ギガホ・ドコモ光)

料金内訳料金ポイント
ギガホプレミア6,550円対象
かけ放題1,700円対象
smartあんしん補償900円対象
端末分割代4,342円※1対象外
ドコモ光5,200円対象
事務手数料(1回のみ)3,000円対象外
消費税1,735円対象外
ドコモ光セット割-1,100円
dカードお支払割-187円
合計22,140円
※1税込表記

10%還元「だけ」頭にあると2214ポイント還元される!!って思うかもしれませんが
実際は値引きした後の13,180円が対象・1,000円毎になるので還元されるポイントは1300ポイントになります。※残りは切り捨て

②ドコモユーザー(夫婦・子供1人)

代表回線が父親で家族の利用料金を一括で払ってる事を想定します。

利用者料金内訳料金ポイント
ギガホプレミア6,650円対象
ギガライト(~3GB)4,150円対象外
ahamo2,700円対象外
父・母5分通話無料×21,400円700円は対象
父・母smartあんしん補償×21,800円900円は対象
全員端末分割代(3台分)8,000円※1対象外
ドコモ光5,200円対象
父・母ドコモ光セット割-1650円2台分
父・母dカードお支払割-374円2台分
全員消費税2,190円対象外
合計30,066円
※1税込表記

この状態でのdポイントの還元は1200ポイントになります。
母に家族カードを作ってそれで払った場合1700ポイントになります。
※2枚目以降の家族カード・ahamoは対象外なので1700ポイントが最大になりますね。

1年間に換算すると6000ポイント捨てている事になります。

ただ、最近は夫婦でも財布等は分けている場合があるので一概にこれが良いとは言えないと思います。
ポイントは一括で代表回線に入るので使い方等を相談しないと揉める原因になるかもしれません。

PayPayカードゴールドに関してはキャンペーンで2023年6月末まで家族の利用料も還元の対象になります。(延長の場合は告知があります)

③auユーザー(夫婦・子供1人)

利用者料金内訳料金ポイント
全員使い放題MAX×319,740円代表回線のみ対象
全員auスマートパスプレミアム×31,494円代表回線のみ対象
au光5,501円対象
消費税2,673円
3GB以内割引-1,650円
家族割プラス-3,300円
auスマートバリュー-3,300円
auPayカードお支払い割-330円
合計20,828円

この場合のポイントは対象は12,579円ですので1257ポイントが通常の1%に上乗せされます。
家族カードを作って両親が支払った場合は更に262ポイントが上乗せされます。

3キャリアが自社で出してるクレジットカードですがゴールドカードのメリットは正直薄いと思います。
・旅行を良くする
・スマホと光回線で十分年会費が元を取れる
・そのキャリアから絶対動かない!
なら選択肢としては良いと思います。自分にとって必要か?を良く考えて決めてみて下さい。

とりあえず

10%還元で年会費は実質無料になりますから・・・

と勧められて作った人は一度見直してみることをオススメします。

無料でも特典が豊富なクレジットカードは色々あります!

それではまた次回にでも!

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