現行のドコモの料金プランの解説と注意点について解説をして行きます。
通話オプションも7月1日より値上がりしました(2023年7月8日追記)
目次
1.ドコモの選べる料金プラン
2023年7月1日(土)より新規受付開始
①irumo
別記事にて解説を作成しました(2023年7月21日追記)
基本使用料は550円~3,377円
注意点
- 通信混雑時・大量通信時などに他の料金プランよりも先に通信速度の制限を実施する場合
がある。 - キャリアメールを持ち越せない
※irumo申込み時にオプション(330円)に加入で引き続き利用可能 - SPモード決済等使えないサービスが多い
- ドコモオンラインショップでは、料金プラン「irumo」のまま機種変更はできません。
ドコモオンラインショップでの機種変更時には料金プラン「eximo」に変更となります。
料金プラン「irumo」をご利用のまま機種変更をされる場合は、ドコモショップにて機種変更を行う必要があり
0.5GB | 3GB | 6GB | 9GB | |
---|---|---|---|---|
基本使用料 | 550円 | 2,167円 | 2,827円 | 3,377円 |
ドコモ光セット割 | ✕ | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
dカードお支払割 | ✕ | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後 | 550円 | 880円 | 1,540円 | 2,090円 |
※ データ容量超過後は128kbps
0.5GBのプランは通信速度が3Mbpsになります。(メール・電話がメインの利用の方向け)
メリット
- ショップによる対面サポート受付
※操作案内は一部を除き1,100円~2,200円 - 以前のギガライトと比較して安くなった
3GB:4,565円→2,167円
5GB:5,665円→2,877円(単純比較で無いので注意)
7GB:6,765円→3,377円(単純比較で無いので注意) - データ量が固定になった為、月々の料金が変動しにくくなった
- 電話番号を維持するだけなら550円と非常に安くなった
デメリット
- ドコモ本ブランドの扱いになるが中身は格安SIM(OCNモバイル)
※公式にて混雑時は他プランを優先すると記載あり - 割引ありきの値段
※格安SIMだと半額以下で同容量が利用可能 - キャリアメール(@docomo)の利用は有料オプション
※月額330円発生
※申込むタイミングでは以前のキャリアメールは消失するので注意 - 通話オプションが100円高くなった
- 0.5GBプランは家族割カウント対象外
メールオプションについて
@docomoのメールを引き続き利用したい場合はirumo申込み時に同時にオプションに加入する必要があります。
irumo移行時に申込み | そのまま利用可能 |
任意のタイミングで申込み | 別のメールアドレスが割り振られる ※以前のメールアドレスは利用不可 |
公式サイトでは任意のタイミングでと記載がありますが同時手続きと後では意味が大きく変わるので注意が必要です。
②eximo
基本使用料は2,178円~7,315円
~1GB | ~3GB | 無制限 | |
---|---|---|---|
基本使用料 | 4,565円 | 5,665円 | 7,315円 |
みんなドコモ割(3回線以上)※1 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
みんなドコモ割(2回線)※1 | -550円 | -550円 | -550円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
dカードお支払割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後 | 2,178円 | 3,278円 | 4,928円 |
※1 どちらか片方のみ適用(高い割引が適用されます)
メリット
- ショップによる対面サポート受付
※操作案内は一部を除き1,100円~2,200円 - データ通信を気兼ねなく利用出来る
- ほとんどデータ通信を行わない人向けの1GBまでの料金が出来た
- ギガホプレミアとお値段据え置き
デメリット
- ギガライトの時にあった特定のデータ量で通信制限をかけるオプションが無い
- 通話オプションが100円高くなった
- 一言で言うならギガライト+ギガホ
2.ドコモのギガプラン
①ギガホプレミア(5G・4G)
追記:2023年6月30日(金)新規受付が終了します。
基本使用料は3,168円~7,205円
~3GB(4G/5G共通) | 60GB(4G契約) | 無制限(5G契約) | |
---|---|---|---|
基本使用料 | 5,665円 | 7,205円 | 7,315円 |
みんなドコモ割(2回線)※1 | -550円 | -550円 | -550円 |
みんなドコモ割(3回線以上)※1 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
ドコモ光セット割 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
dカードお支払い割 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後 | 3,278円 | 4,818円 | 4,928円 |
※1 どちらか片方のみ適用(高い割引が適用されます)
メリット
- ショップでの対面サポート
- データ通信を気兼ねなく使える
- 光回線サービスが家に入ってない場合は一考する価値あり
デメリット
- 家族割・光セット割等をフルに適応しないと非常に割高
- 単身でドコモ光を契約している人にはデータが無駄になりがち
- 3GB以内で済むならギガライトの方が安い(ギガホ:3,278円・ギガライト:2,728円)
②ギガライト(5G・4G)
追記:2023年6月30日(金)新規受付が終了します。
基本使用料は2,178円~6,765円
~1GB | ~3GB | ~5GB | ~7GB | |
---|---|---|---|---|
基本使用料 | 3,465円 | 4,565円 | 5,665円 | 6,765円 |
みんなドコモ割(2回線)※1 | -550円 | -550円 | -550円 | -550円 |
みんなドコモ割(3回線以上)※1 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 | -1,100円 |
ドコモ光セット割 | ✕ | -550円 | -1,100円 | -1,100円 |
dカードお支払い割 | -187円 | -187円 | -187円 | -187円 |
割引適用後 | 2,178円 | 2,728円 | 3,278円 | 4,378円 |
※ 制限オプション等を利用してる場合設定値を超えると速度制限あり
※1 どちらか片方のみ適用(高い割引が適用されます)
メリット
- ショップでの対面サポート
- 制限オプション(無料)を利用すれば月々の料金を抑えられる
- 外での利用がLINEやネット位ならこちらで十分
デメリット
- 家族割等の値引きが使えないと割高
- ドコモ光セット割が一律でない
③はじめてスマホプラン
ガラケーからスマホに変える時に選べる料金プラン(他社からのガラケーも対象)
1GB | |
---|---|
基本使用料 | 1,980円 |
はじめてスマホISP割 | -165円 |
dカードお支払い割 | -187円 |
はじめてスマホ割(最大12ヶ月) | -550円 |
割引適用後 | 1,078円 1,628円(13ヶ月目以降) |
※ 5分通話オプションが無料で適応
メリット
- 家族割のカウントの対象(割引は無し)
- 維持費がドコモ本ブランドの中では安い
- かけ放題が1,100円で利用可(他プランでは1,870円)
- ショップでの対面サポート
- ドコモでこれからスマホにするならこれでOK
デメリット
- 現在スマホを利用している人はこのプランを利用出来ない
- 元が安いので割引が少ない
- データが1GBのみ
④U15はじめてスマホプラン
15歳以下でスマホを新規契約する時に契約可能な料金プラン
5GB(19歳からは1GB) | 10GB(19歳からは2GB) | |
---|---|---|
基本使用料 | 1,980円 | 2,860円 |
※ 5分通話オプションが無料で適応
メリット
- 家族割のカウント対象(割引は無し)
- かけ放題が1,100円で利用可(他プランでは1,870円)
- 子供にはじめてスマホを持たせる時に料金がある程度固定されるので管理がしやすい
デメリット
- 対象範囲が狭すぎる
- 19歳を超えると実質の値上げ
3.ahamo
オンライン専用プランになります。
20GB | 100GB | |
---|---|---|
基本使用料 | 2,970円 | 4,950円 |
※ 5分通話オプションが無料で適応
メリット
- 家族割のカウント対象(家族割が理由で他社に乗換え出来ない人にはおすすめ)
- 価格が安い
- ドコモ回線利用中なら料金プランの変更で選択可能
- ショップを普段使わない人はこれ一択
- ギガライトから変更した場合その月の料金が2,970円になる(3回目まで)
デメリット
- ショップでの対面サポートが有料(1回3300円)
- @docomoのメールアドレスが使えなくなる(引継ぎの有料オプションを使えば可能)
- ahamoに対応していないオプションがある場合解約しないといけない
- SPモード決済利用不可(昔からドコモを利用してる人には影響があるかもしれません)
- ある程度自分でトラブルに対応出来るか知り合いに詳しい人がいない場合敷居が高い
4.ドコモのエコノミーMVNO
ドコモショップで契約出来る格安SIMとなりますが注意点が数点あります。
- @docomoのメールが使えなくなる(引継ぎの有料オプションを使えば可能)
- 家族割のカウントから外れる
- ショップではあくまで「契約」のみでありその後のサポートは基本受け付けません。
※受付は電話の取次のみ
①OCNモバイルONE
追記:2023年6月26日(月)新規受付が終了します。
0.5GB※1 | 1GB | 3GB | 6GB | 10GB | |
---|---|---|---|---|---|
基本使用料 | 550円 | 770円 | 990円 | 1,320円 | 1,760円 |
※1 合計10分まで通話が無料
②TONE for docomo
無制限 | |
---|---|
基本使用料 | 1,100円 |
※ 動画は1GBの上限あり
③LIBMO
0.5GB | 3GB | 8GB | |
---|---|---|---|
基本使用料 | 1,000円~ | 980円 | 1,518円 |
※0.5GBのプランは通話のオプションによって値段が変動
エコノミーMVNOを選ぶのであれば私的にはイオンモバイルをおすすめします。
- docomoの端末であればそのまま利用可能な場合が多い
※Android端末を利用中の場合契約前に確認をおすすめします - 対面サポート対応
※イオン店舗内にてショップがある場合に限ります - 価格が幅広く尚且つ安い
※一番安いプランで858円(税込)から提供中 - 通話が安い
※docomo回線で契約すると30秒11円(通常の半額)で利用出来ます。
5.さいごに
2023年7月1日(土)よりドコモの料金プランが一新されます。
個人的には改悪に近い物がありますがこれを機会にスマホ料金を見直すのも良いかもしれません。
事務手数料も同日改定されます。下記記事をご覧下さい。
また550円という安いプランが出たことでデュアルSIM運用で利用するという選択肢も再び出てくるかもしれません。(こちらは記事に出来たら書きます。)
ドコモ光関連も結構一新されてるのでそちらも別記事にて解説しようと思っています。
今後もこの様な感じで情報を発信していけたらと考えています。
相談等も受けて行きたいとも考えています。
Twitter等もフォローして頂けると幸いです。それではまた次回に!
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