デュアルSIMの解説と注意点

スマホ料金

デュアルSIMとは1台のスマホにデュアル(dual/2重)にSIMカードを挿入して、2つの携帯電話番号や料金プランを利用できる機能です。

異なる携帯電話会社のSIMを同時に使用できるため、たとえば片方は通話に、片方はデータ通信にそれぞれ特化した料金プランを利用することで、ひとつのSIMよりも幅広いサービスの選択ができます。

各キャリアが実質の値上げを始めた事で選択肢の一つとして可能性が出てきました。

1.メリット

  • 通話用SIM+データ専用SIMで自分の好みのプランを作成出来る
  • 電話番号を1台の端末で2つ持てるのでプライベート・仕事を分ける事が出来る
  • 組み合わせ次第では本ブランド並の品質で値段を抑えられる

2.デメリット

  • 持っているスマホがSIMの2枚差しに対応している必要がある。
    →iPhoneの場合は2018年発売のXS・XR世代以降がeSIMを使ったSIM2枚運用に対応
    →Androidの場合は対応・非対応の幅が多いので持っている端末のマニュアル等を参考
  • SIMカードそれぞれに設定が必要なので初心者には敷居が高い
  • 支払い先が2箇所になる
    →SIM1・SIM2それぞれに支払いが発生

3.eSIMとは

スマホ本体にあらかじめ埋め込まれた本体一体型のSIMになります

4.eSIMのメリット

  • オンラインで申込みでほぼ即日開通が可能
  • SIMカードの差し替えがいらない

5.eSIMのデメリット

  • 機種変更やスマホが故障した時は再発行手続きが必要
  • eSIM対応のスマホが必要
  • 再発行手続きが有料の場合がある
    →水没等した時でも物理SIMの場合は救出して他端末で利用が出来る可能性があります
  • 再発行手数料は下記表を参考
    ※故障や誤って削除した場合はショップ対応で有料になる場合が多いです。
再発行手数料物理SIMeSIM
ahamo(オンラインで申込み)1,100円無料※1
ahamo(チャットより申込み)2,200円無料※1
ソフトバンク3,850円3,850円※2
ワイモバイル3,850円3,850円※2
LINEMO無料無料
au3,850円3,850円※3
UQモバイル3,850円3,850円※3
povo3,850円※4440円※4
楽天モバイル無料無料
日本通信SIM3,300円1,100円
IIJmio2,200円220円
※1 店頭利用の場合は3,300円(税込)
※2 機種変更の場合は無料
※3 本人確認が出来る場合は無料
※4 当面は無料(終了時期未定)
※ 価格は税込表記

6.組み合わせ例

あくまで一例になりますので参考までに…

音声通話データ通信容量合計料金
povoソフトバンク(データのみ)3GB990円※1
povoIIJmio(物理SIM)2GB~20GB740円~1,950円
povoIIJmio(eSIM)2GB~20GB440円~1,650円
OCNモバイル※2IIJmio(物理SIM)2GB~20GB1,290円~2,500円
OCNモバイル※2IIJmio(eSIM)2GB~20GB990円~2,200円
日本通信SIMIIJmio(物理SIM)2GB~20GB1,030円~2,240円
日本通信SIMIIJmio(eSIM)2GB~20GB730円~1,940円
※1 割引期間(5年)終了後は1,408円・タブレット向けのプランなのでスマホ利用も出来るが動作保証は無し
※2 新規受付は2023年6月26日(月)まで。それ以降は7月1日から提供されるirumoが代用になるかと

一番最初に紹介しているソフトバンクのデータプランですが隠れたメリットがあります。

「ソフトバンク本回線と同等の特典が受けられます!!」

  • Yahoo!プレミアムが無料
  • ヤフーショッピングにてpaypay還元が10%(日曜日のみ)
  • paypayの50%還元クーポンを利用可能

上記の様にYahoo!系のサービスが本回線と同等に利用できます。が注釈で説明しているように

「タブレット向けのサービスなのでスマホでの利用は自己責任になります」
それなりのスマホの知識が必要なので敷居が高いです。

後数日で新規受付が終了になってしまいますがOCNモバイル+IIJmioもオススメです。

OCN+IIJmioOCNモバイル
容量0.5GB+5GB6GB
料金1,210円1,320円
差額-330円
※ 価格は税込表記

値段がほとんど変わりませんがデュアルSIM運用の方は

「1ヶ月合計10分通話無料=220円分無料」がついてきます!

データ容量は少し少ないですが無料通話の分だけお得になります。
残念なのは7月1日から提供されるirumoでは同じ様に再現出来ないことですね…

7.さいごに

デュアルSIM運用自体がスマホ料金が値下がりした関係でほとんど意味が無くなっていましたが、昨今のドコモ・auの値上げにより再び一考する価値が出てきました。

そしてこの流れだとソフトバンクも確実に値上げする可能性が高いのでこういった運用もあるんだよ的な感じで読んで貰えれば幸いです。

今後もこの様な感じで情報を発信していけたらと考えています。

相談等も受けて行きたいとも考えています。
Twitter等もフォローして頂けると幸いです。それではまた次回に!

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